
CHALLENGER TAKEI

武井寬史(たけい ひろふみ)
1964年7月28日 東京都出身
1987年、当時、レーサーの登竜門をされていた富士フレッシマンレースのサバンナRX-7でレースデビュー。激しい雨の中、45台以上エントリーする激戦クラスでのデビュー戦で2位を獲得。翌年には現スーパーGTの前身のレースとなったスーパースポーツセダンレースにステップアップ(通称JSS)。常に上位に入賞する活躍を見せた。その後、スーパーGTやスーパー耐久シリーズなどツーリングカーを中心とした様々なレースカテゴリーに出場。40年以上に渡りモータースポーツ界に携わる。また、自動車専門誌を中心に様々なメディアで「チャ武」の愛称で活躍している。ニックネームであるチャ武の由来は、“日本一速い男”星野一義氏が彼の走りを見て「チャレンジャーだね」と誉めたことからチャレンジャー武井⇒チャ武となった。日本一売れている自動車雑誌ベストカーでスーパーカー手配師という新たな肩書で連作ページを担当するなど、多彩な男。

経歴
1980年 - 練馬区立中学校卒業。当時、プロミュージシャンを目指し、CRAZY BANDを結成。メンバーの尾崎豊がギターを担当していたが、メインボーカルは武井が担当していた。尾崎豊のアルバム『回帰線』の「Scrap alley」という曲は、武井に贈られた歌である。
1983年 - 都内の高校を卒業。この頃から、車に目覚め音楽から遠ざかっていく。
1987年 - レースデビュー。レーサーの登龍門である富士フレッシュマンレースのマツダ・RX-7クラスに参戦。レースエントリーが70台を超える激戦のカテゴリーでデビュー戦で2位を獲得。実力と強運を示した。
1988年 - 現在のGT選手権の前身である、ジャパンスーパースポーツセダンレース(JSS)にステップアップ。マツダRX-7にてフル参戦。
1989年 - 前年に引き続き、JSSにフル参戦。
1990年 - JSS参戦。
1992年 - 日産・シルビアワンメークレースにフル参戦。
1993年 - ニッサン スーパーシルビアレース参戦。トヨタ カローラ/レビン・トレノレース参戦。
1994年 - JAF地方選手権 筑波P-FRに3戦出場し3勝を獲得。マツダRX-7ワンメークレースにスポット参戦。JSSスポット参戦。
1995年 - JAF地方選手権 筑波P-FRフル参戦。全8戦中5度の優勝を果たす。また、昨年からの連勝記録を7連勝とし、このレースの記録を創った。
1996年 - 三菱・ミラージュインターナショナルシリーズにフル参戦。
1997年 - スーパー耐久シリーズ クラス1にスカイラインGT-Rにて参戦。ラリーアートよりミラージュインターナショナルスポット参戦。
1999年 - スーパー耐久シリーズ クラス2にランサーにて参戦。
2000年 - アメリカNASCARウエストシリーズ参戦を目指し活動を開始。
2001年 - スーパー耐久シリーズ クラス2にランサーにてスポット参戦。
2003年 - コルベットZR-1にてドラッグレース参戦。
2004年 - コルベットZR-1にてドラッグレース参戦。
2005年 - アメリカNASCARウエスト・ディビジョン・シリーズ参戦予定。スーパーGT300クラス外国屋ポルシェにて参戦。
2007年 - スーパーGT300クラス 外国屋ポルシェにてスポット参戦。TS-CUP B310サニーにて参戦。
2008年 - スーパーGT300クラス コルベットC6にて参戦。
2009~2012年- 様々なレースカテゴリーに参戦。
2013年 - ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジアシリーズ参戦。
2014年 - スーパー耐久 G-Tech Racingドライバー。ランボルギーニ・スーパートロフェオアジアシリーズ。
2015年 - ランボルギーニ・スーパートロフェオアジアシリーズ。G-Tech Racingスーパー耐久シリーズST4クラス。86/BRZチューニングカーレース8BEAT。G-Tech Racingスーパー耐久シリーズST4クラス。
2016年 - G-Tech Racingスーパー耐久シリーズST4クラス。
2017年 - 現在もドライバーとして活動中。
2018年 -
2019年 - ヤングマガジン「MFゴースト」にて連載スタート。
2020年‐武井寛史が発起人である、人気声優たちのレーシングチーム『VART』を発足。
2022年‐人気車漫画、頭文字Dの作者・しげの秀一氏の推薦でアニメ『MFゴースト』のスーパーアドバイザーに就任する